建物の性能を満たすことと、補助金を申請できることは分けて確認します。 補助を前提に契約する前に、設計・機器・申請の予定をそろえられます。
戸建てに必要な性能は?
家全体の計算で、下の条件を満たす必要があります。 断熱材や窓を単独で選んでも、家全体の適合は決まりません。
| 項目 | 必要な内容 | 頼むもの |
|---|---|---|
| 断熱 | 断熱等級6以上 | 自分の図面での性能証明 |
| 太陽光などを除く省エネ | 基準から35%以上削減 | 設備込みの計算結果 |
| 太陽光などを含む省エネ | 一般は100%以上、寒冷地・低日射地域は75%以上 | 発電も含む計算結果 |
| エネルギーを管理する機器 | ECHONET Lite AIF仕様に対応する登録コントローラ | 登録の確認と型番 |
多雪地域や一定の都市部狭小地等には、再エネ込みの削減率の例外があります。 日当たりが悪いだけで例外にはなりません。 設計者に公式の地域・敷地条件に当てはまるか確認してもらいます。
インターネット通信を使う対象の制御機器や再エネ機器には、追加条件があります。 建築確認の申請日が2026年7月1日以降なら、対象機器にJC-STARの適合ラベルが必要です。 ネットにつながる機器の安全性を確認する制度です。 JC-STAR★1以上を取得した製品か、型番で照合してもらいます。
UA値が小さければ、GX住宅になる?
なりません。UA値は熱の逃げやすさを表す数字です。 5〜7地域の等級6はUA値0.46以下ですが、断熱等級には夏の日射の入りやすさの基準もあります。 さらに、上の設備と省エネの条件が別にあります。 意味を分けるにはUA値と断熱等級を確認してください。
たとえば自分の家のUA値が0.45になったと仮定します。 その数字だけでは、GX住宅と判定できません。 地域区分と日射、設備の計算、対象機器、性能証明まで確認します。
各社の公表UA値は、どう使う?
公式値は、設計の相談先を探す手掛かりです。 標準仕様・基準値と、実例値・サンプルを同じ約束として読まないでください。
| 会社 | UA値と種類 | 次の確認 |
|---|---|---|
| 百年住宅 | 記載なし | 計算書の数値を聞く |
| 福工房 | 記載なし | 計算書の数値を聞く |
| TENアーキテクツ | 0.6以下(基準) | 自分の設計で等級を確認 |
| 花みずき工房 | 0.46w/m2・k 以下(基準) | 自分の設計で等級を確認 |
| クラシスホーム | 0.46W/㎡K、または0.36W/㎡K(実例) | 自分の設計で等級を確認 |
| 水田建設 | Ua0.5以下(初回提案) | 自分の設計で等級を確認 |
| パパまるハウス | 記載なし | 計算書の数値を聞く |
| nattoku住宅 | UA値0.6以下(基準) | 自分の設計で等級を確認 |
| GROOVY | UA値0.46以下(標準) | 自分の設計で等級を確認 |
| 朝日住宅 | 0.32(実例) | 自分の設計で等級を確認 |
| コットンハウス | Ua値0.34(標準) | 自分の設計で等級を確認 |
| 桑原建設 | 0.46以下(基準) | 自分の設計で等級を確認 |
| LIFEFUND・ARRCH | 0.46以下(基準) | 自分の設計で等級を確認 |
| アイジースタイルハウス | 0.46w/㎡K(基準) | 自分の設計で等級を確認 |
| 大得 | 記載なし | 計算書の数値を聞く |
| エスコネクト | 0.46(サンプル) | 自分の設計で等級を確認 |
| 幹工務店 | 0.6W/m²・K(標準) | 自分の設計で等級を確認 |
「記載なし」は調べた性能ページ等の範囲で、対応できない意味ではありません。 クラシスホームの値は実例で、保証値ではありません。 エスコネクトはサンプルの計算値です。 水田建設は初回提案の基準を載せています。 各社に同じ間取りで聞く方法は性能の依頼書を使います。
家と施工会社に、どんな条件がある?
自分が住む新築住宅で、床面積は50㎡以上240㎡以下が必要です。 基礎工事の着手は2025年11月28日以降が対象です。 災害危険区域など、立地による除外条件もあります。 建築予定地の住所を、公式の対象要件に照らしてもらってください。
申請は、登録した住宅事業者が建築主に代わって行います。 GXへの協力表明など、事業者側の条件もあります。 設計に対応できるだけでなく、申請を担当できる会社か確かめます。
締切までに、何を終える?
予約と交付申請は、別の締切です。 予算上限に達すると、それより前に受付が終わります。
| 手続き | 期限 | 確認すること |
|---|---|---|
| 予約 | 遅くとも2026年11月16日 | 事業者が提出する予定日 |
| 交付申請 | 遅くとも2026年12月31日 | 基礎工事の完了と必要書類 |
| 必要な工事の進み具合の報告 | 2027年1月31日 | 補助額以上の工事が完了するか |
| 戸建ての完了報告 | 2027年7月31日 | 引渡しと証明書の準備 |
工事が終わる日だけでなく、証明書が出る日も予定に入れます。 申請できる根拠が示されないなら、補助分を差し引いた契約額で判断しないでください。